「終活」ガイド

老後のライフプランや終末期等の医療方針を一緒に考え、また、自分の死後に必要となる事務手続きのシュミレーションを行います。
そして、考えたライフプランを元に、エンディングノート・ライフプランノートや終末期医療に関する事前指示書（リビングウィル）を一緒に完成させます。

【「終活」ガイドが特に必要な方】
●終活（老後と死後への備え）を万全に行い、残される家族を大切にしたい方
●「終活」をした方が良いとは思っている、けどまだ出来ていない方
●エンディングノートを買ったまま、書いていない方
●エンディングノートを書き始めたが、途中で止まってしまった方
●断捨離は終わったけど、その後何をしたら良いか分からない方
etc

任意後見契約

将来のもしも（認知症などの影響により他人とコミュニケーションがとれなくなり自分で財産を管理したり契約を締結したりすることができなくなった場合）に備えて、元気な今のうちに、将来自分の代わりに財産管理や契約内容の確認をしてくれる「後見人(こうけんにん)」を選んでおくもの。
後見人が適切に後見業務を行っているかを「裁判所がチェック」します。

【任意後見契約が特に必要な方】
●自分の老後の面倒をみてくれるご親族がいない方
●親族が遠方に住んでおり、頼れない方
●高齢の親が遠方に住んでおり、将来の親の財産管理が心配な方
etc

みまもり契約

認知症などになった後の面倒をみてくれる約束をしている人（後見人）が、定期的に利用者様のご自宅を訪問したり電話・メール・FAXなどで連絡を取ることで安否確認を行い、信頼関係を構築するためのもの。

【みまもり契約が特に必要な方】
●任意後見契約を結ぶ弁護士を見つけたいと思っている方
●弁護士と任意後見契約を締結したあとも、おひとりで暮らしている方。
etc

身上監護サポート契約

病気やケガで出歩くことが難しくなったり寝たきりになってしまった場合に、自分の代わりに（自分と一緒に）、各種福祉サービス（訪問介護・看護・医療、家事代行、葬儀、施設入所etc）の内容を確認し契約をする手伝いをしてもらう人を選ぶもの。

【身上監護サポート契約が必要な方】
●契約書やパンフレットなどの文章を読むのが億劫に感じ始めている方
●契約書やパンフレットを読んでも内容がよく分からず契約締結に不安を感じる方
●家族は遠方に住んでいて、自分一人で暮らしている方
●高齢の夫婦二人で暮らしていて、子供や孫など頼れる家族が遠方に住んでいる方
etc

財産管理委任契約

身体能力の衰えや物忘れを意識し始めた場合に、自分の代わりに，自分の財産を管理してもらう人を選んで、その人に財産を預けるもの。
定期預金の通帳や不動産の権利証など日常生活では使わないけど貴重な物を預かってもらうほか、普段の収支（年金収入、配当収入、光熱費・医療費・家賃の支払など）を管理してもらうことができます。
財産を預かった人から定期的に財産状況の報告を受け、適切に管理してくれているかを「預けた方がご自身でチェック」します。

【財産管理委任契約が特に必要な方】
●足腰が弱って銀行のATMに行くことが億劫になってきた方
●定期預金や実印の置き場所を忘れた経験がある方
●高齢者を狙った詐欺被害に遭うかもと不安に感じている方
●賃貸不動産の事務作業を億劫に感じ、信頼できる人に任せたいと思っている方
etc

死後事務委任契約

自分が死亡した後の事務（遺体の引取り、知人への死亡連絡、葬儀・火葬・納骨、医療費・施設費の清算、遺品整理、電気ガスなど各種サービスの解約・・・etc）を行ってもらう人を、今のうちに（生前に）選んでおき、死後事務に必要になる費用を預けておくもの。

【死後事務委任契約が特に必要な方】
●自分が亡くなった後の事務手続きをしてくれるご親族がいない方
●親族が遠方に住んでおり、自分の死後の事務手続を頼むことが忍びない方
●家族に煩雑な死後事務手続きの労力をかけさせないために、専門家にお願いしておきたいとお考えの方
etc

遺言書作成サポート契約

ご自身が亡くなる前に、残されるご家族のために、財産の引継ぎ（相続）の準備をしておくこと。

【遺言書の作成が特に必要な方】
●ご自身の相続人になる方が「複数いる」方（例：妻と子、長男と次男、長男と長女、兄弟姉妹）
●ご自身の財産が「ご自宅」と「預金」という方
●自分の死後、ご自身の財産を、誰に何を引き継がせたいという希望がある方
etc

法定後見制度

（後見人選任の申立て）

家族が脳梗塞の後遺症や認知症などによりコミュニケーションを取れなくなり自分で財産を管理したり契約を締結したりすることができなくなってしまったときに、その方の代わりに財産管理や契約をしてくれる「後見人(こうけんにん)」を、裁判所に選んでもらうもの。

【法定後見制度が必要な方】
●脳梗塞で倒れ、そのあと後遺症により他人とコミュニケーションを取れなくなってしまった方（及び、その方のご家族）
●認知症が進んで、他人とコミュニケーションを取れなくなってしまった方（及び、その方のご家族）
etc